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12月13日(日本時間14日)にメキシコ・メヒカリのパレンケ・デル・フェクスで開催された、カシャニラ・プロモーション&マーヴネイション・プロモーション興行に、前IBF世界フェザー級王者で、IBF世界スーパーフェザー級7位、WBO8位にランクされるルイス・アルベルト・”ベナド”・ロペス(メキシコ)=31勝(18KO)3敗=が登場。

メインイベントの10回戦で、ミゲル・アレバロ・メヒア(メキシコ・59.8キロ)=22勝(7KO)5敗1分1NC=と対戦したロペスは、開始から格下のメヒアにプレスを掛け、豪快な右アッパーを決めグラつかせると、終了間際に左フックでダウンを奪う。

第2ラウンド、ロペスはトリッキーな動きでメヒアを追い圧倒。続く第3ラウンド、ロペスの左アッパーでメヒアは後退。ロペスは左右フックから右ストレートを決め一気に攻勢に出ると、ボディブローでメヒアの動きを止め右アッパーを突きあげる。ロペスがコーナーに詰まったメヒアにさらに追い打ちを掛けるとレフェリーは試合をストップ。

Venado Lopez
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ロペスが2戦連続となった地元リングで、メヒアを一方的に降し連続KO勝利を飾った。11月に一度はWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=28戦全勝(24KO)=の4度目の防衛戦相手として決定が伝えられたロペスだが、結局これは実現しなかった。

世界王座返り咲きに意欲的なロペスは、現在スーパーフェザー級の世界ランキングに名前を連ねており、メヒア戦での前日計量では59.5キロを記録。しかし、身長163センチと小柄なだけに、絞ってフェザー級の方が動きも良さそうで、対戦相手の質も含め、次戦以降の動向が注目される。

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