元IBF世界ライトフライ級王者フェリックス・アルバラード 再起戦 「結果」 vsホセ・ラミレス

2月3日(日本時間4日)、ニカラグア・マナグアのジム・ニカラオ(アレクシス・アルゲリョ)のリングに、元IBF世界ライトフライ級王者でIBF世界フライ級8位、WBC11位、WBO14位にランクされるフェリックス・アルバラード=39勝(34KO)4敗=が登場。自ら主宰するジェメロ・プロモーション興行のメインカードで、ホセ・ラミレス(メキシコ)=15勝(9KO)10敗1分2NC=と対戦した。

試合は初回からアルバラードがエンジン全開で左ジャブから右を叩きつけ、得意の左ボディでラミレスに肉薄。しかし、昨年11月には元WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)=21勝(13KO)3敗=と戦い判定負けをする等、強豪との対戦経験が多いラミレスも右フック、アッパーで応戦。激しい打撃戦が繰り広げられた。

高いKO率を誇る好戦的なアルバラードは、2回以降も前進しラミレスに迫るが、ラミレスは下がりながらもボディを打ち合い、アッパーを突き上げ抵抗。3回にはアルバラードが左目上をカット。第4ラウンド、ラミレスはアルバラードの左フック、アッパーでよろめきながらも、右フックを主軸に反撃の姿勢を崩さない。

しかし、ラミレスの頑張りもここまで。5回開始ゴングが鳴ってもコーナーから立たず、そのままテンカウントを聞いた。昨年10月14日(日本時間15日)にメキシコ・メリダで行われた、IBF世界フライ級挑戦者決定戦で、アンヘル・アヤラ(メキシコ)=17戦全勝(7KO)=にダウンを奪いながらも、113-114×3の際どい判定負けを喫していたアルバラードは再起に成功。2階級制覇へ向け、再び上位を目指す。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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