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11月15日(日本時間16日)、南アフリカ・ヨハネスブルグのボックス・キャンプ・ブーイセンズのリングに登場した、元IBF世界ライトフライ級王者シベナティ・ノンティンガ(南ア)=13勝(10KO)2敗=は、メインのライトフライ級8回戦で、ヨナス・エラストゥス(ナミビア)=9勝(2KO)1敗=と対戦。
昨年10月12日に愛知県国際展示場で、矢吹正道(緑)=18勝(17KO)4敗=選手に9回1分50秒TKOで敗れ、世界王座から陥落して以来の試合となるノンティンガは、両グローブを高く上げジワリ前進。プレスを掛けエラストゥスに迫った。
初回終盤、ノンティンガが右ストレートを叩き込み左フックをフォローするとエラストゥスはたまらずダウン。立ち上がり再開に応じたエラストゥスに、ノンティンガが再び右を打ち込み、エラストゥスがコーナーによろけた所で初回終了ゴング。
第2ラウンド、開始からノンティンガはエラストゥスに襲い掛かり左フックを決めグラつかせる。後退するエラストゥスにノンティンガが横殴りの右のフックを叩き付けると、エラストゥスは崩れるようにダウン。何とか立ち上がったが、レフェリーは試合続行を許さなかった。
26歳の”スペシャル・ワン”・ノンティンガが快勝で再起戦を飾り、名将コリン・ネイサンとのコンビで3度目の世界王座獲得を目指す。
なお、この試合のTV放映の解説は、ネイサン門下の元2階級制覇王者ヘッキー・ブドラーと、前WBO世界スーパーフライ級王者ブメレレ・カフが務めた。
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