元WBC王者シーサケット・ソールンビサイvsスックプラサード 「結果」 バンタム級6回戦

10月28日、タイ・バンコクのザ・バザールで開催されたバンタム級6回戦。元WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)=53勝(45KO)6敗1分=と、5連敗中のスックプラサード・ポンピタック(タイ)=28勝(20KO)17敗=の一戦は、スックプラサードが肩を負傷し5回開始早々試合は停止され、負傷判定でシーサケットが勝利。

36歳のシーサケットは昨年6月にジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=18戦全勝(11KO)=に8回TKOで敗れた後、今年に入りタイのベテラン、新人相手にこれで4連勝。WBC4位にランクされており、ウズベキスタン・タシケントで、11月17日(日本との時差は+4時間)に開催される、2位カルロス・クアドラス(メキシコ)=41勝(28KO)5敗1分=と、3位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)=40勝(22KO)3敗1分=による、同級暫定王座決定戦の結果次第で、再び世界戦のリングに上がる機会に近づく。

また、エディ・ハーンが12月16日(日本時間17日)にシーサケットと、WBA&WBO世界フライ級10位、WBC&IBF11位ガラル・ヤファイ(英)=5戦全勝(4KO)=を対戦させる事に興味を示していると伝えられており、今後が注目される。12月には37歳となるシーサケットは、これから時間との戦いにもなって来る。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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