フルトンvsネリ / カネロvsクロフォード / スティーブンソンvsクルス / サウジアラビア大臣 アメリカvsメキシコ・5vs5興行計画

5月6日に東京ドームで井上尚弥(大橋)選手に敗れフェザー級に転じ、WBO7位にランクインしたルイス・ネリ(メキシコ)と、昨年7月25日に東京・有明アリーナで井上選手に敗れ、やはりフェザー級に転級。WBA1位にランクされるスティーブン・フルトン(米)=21勝(8KO)1敗=の対戦が浮上。

サウジアラビアでビッグファイトを連発し、8月3日(日本時間4日)には米・ロサンゼルスのBMO・スタジアムで開催される、クロフォードvsマドリモフ興行で初の米国進出を果たす、サウジアラビア王子で政府系ファンドを管理し、エンターテインメントのための資金管理をしている、トゥルキ・アラルシク大臣が計画する、アメリカvsメキシコの5vs5カードの一つに、ネリvsフルトンが挙げられている。

メインは2階級で4団体王座統一を成し遂げたテレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=が、WBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=10勝(7KO)無敗1分=に勝てば、4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=へ挑戦するドリーム・カード。

他に、スーパーミドル級、カレブ・プラント(米)=22勝(13KO)2敗=vsハイメ・ムンギア(メキシコ)=43勝(34KO)1敗=。ライト級で、シャクール・スティーブンソン(米)=21戦全勝(10KO)=vsイサック・クルス(メキシコ)=26勝(18KO)2敗1分=。

さらにWBC世界フェザー級暫定王者ブランドン・フィゲロア(米)=25勝(19KO)1敗1分=と、IBF世界同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=30勝(17KO)2敗=の、好対照な王者対決。

どのカードも実現したら凄いカードばかりですが、これをまとめてやろうとする発想が、また凄い。そして、実現しそうな可能性もありそうで、それを期待するばかりです。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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