ガブリエラ・フンドラvsクリスティーナ・クルス 「結果」 IBF女子世界フライ級タイトルマッチ

1月27日(日本時間28日)米・アリゾナ州・フェニックスのフットプリント・センターで開催された、IBF女子世界フライ級タイトルマッチ。王者ガブリエラ・フンドラ(米)=12戦全勝(5KO)=に、同級5位クリスティーナ・クルス(米)=6戦全勝=が挑んだ一戦は、フンドラが10回59秒TKO勝ちで初防衛に成功。

立ち上がり、175センチの長身サウスポー、フンドラはゆったり構えジワリ前進。プレスを掛け左ストレートのタイミングを探る。対するクルスは足を使い小刻みに動き、的を絞らせずに右ストレートを打ち込む。4回、5回とクルスのフットワークは止まらず、いきなり放たれる右ストレートにフンドラは苦戦。

6回、プレスを強めたフンドラは終了間際、強引に左強打を叩きつけた。7回、フンドラは前進しクルスのボディを打つが、クルスも右ストレート、左フックで応戦。8回、前に出るフンドラは上体が立つ時間が長くなったクルスに、左ストレート、右フックを打ち込む。

9回、疲れが見えるクルスにフンドラの左ストレート、アッパーが有効。迎えた最終ラウンド、フンドラのジャブ、右フックを受けたクルスが下を向き、動きを止め後ろ向きになると、クリス・フローレス(米)主審は試合をストップ。大善戦のクルスだったが、無念のTKO負けとなった。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

This website uses cookies.