ジェルボンテ・デービス WBA世界ライト級唯一の王者に認定 6位ホセ・バレンズエラ 対戦要求!

WBAはデビン・ヘイニー(米)=31戦全勝(15KO)=の世界ライト級スーパー王座返上により、レギュラー王者として認定してきたジェルボンテ・デービス(米)=29戦全勝(27KO)=が、同級唯一の王者となる事を発表。同級1位には同じPBCファイターのイサック・クルス(メキシコ)=25勝(17KO)2敗1分=がランクされており、両選手の再戦実現が噂されているが、現在、具体的な計画はない。

クルスのかわりにデービスに対し宣戦布告したのは、同級6位ホセ・バレンズエラ(米)=13勝(9KO)2敗=。バレンズエラは昨年12月16日(日本時間17日)に米・ミネソタ州ミネアポリスのザ・アーモリーで行われた、WBA世界ライト級挑戦者決定戦で、元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者で、同級7位にランクされていたクリス・コルバート(米)=17勝(6KO)2敗=を、第6ラウンド、痛烈な右フック一発でKO。

バレンズエラはデイビスのアゴに自分のパンチがさく裂すれば、翌朝まで目を覚まさないだろうと大変な自信で、「僕は危険なファイターだ。彼をノックアウトしても驚かないよ」と、デービスへの挑戦を熱望。しかし、デービス陣営は「バレンズエラとの試合が3ラウンド以上続くと思っていない」と、軽く一蹴。

デービスはPBCが新たに複数年契約を締結したアマゾン・プライム・ビデオが、3月に予定する最初のPPVイベントのメインカードに出場する可能性が高いと見られているが、それにふさわしい対戦相手を見つけるのも簡単ではない。今後の動向に注目。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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