オスカー・デラホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーション(GBP)が、DAZNと放送契約の延長に合意。詳細な予算などは明らかにされていないが、近日中に記者会見を開き発表される。GBPはWBC世界スーパーウェルター級級暫定王者バージル・オルティスJr(米)=24戦全勝(22KO)=と、プロモート権の解除などを巡り法廷闘争に陥っているが、DAZNとの契約延長はGBPに有利に働くことになる。
先週、ボブ・アラム率いる米最大手のトップランクとの複数年の放送契約締結を発表したDAZNは、GBPとの契約が合意に達した事で、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシング、フランク・ウォーレンのクイーンズベリー・プロモーションと、世界の4大主要プロモーターとの提携が完了。
今後は4大プロモーターの傘下にある選手同士の交渉は非常にやりやすくなり、ファンが希望するビッグマッチ実現への期待は高まる。
また、GBPが参加する5月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(Prime Video PPV放映)興行、デビッド・べナビデスvsヒルベルト・ラミレスのように、DAZNとの契約がないプロモーターとの連携も可能となっている。

DAZNは今後、毎週土曜日(日本時間日曜日)にボクシング番組を放送し、米国市場の格闘技ファンに向け、定期的にボクシングを視聴する習慣を定着させるというビジョンを明らかにし、サウジアラビアのトゥルキ・アラルシク大臣と、ダナ・ホワイトUFC会長率いる新興ズッファ・ボクシングの動きに対抗する構え。
マッチルーム・ボクシングから人気選手コナー・ベン(英)を引き抜いたズッファ・ボクシングは、英国のスカイ・スポーツと英国およびアイルランド全域を対象とした新たな複数年の放送契約を締結。ズッファ・ボクシングは英国で年間最低5回の興行を開催することを約束している。
「DAZNと契約するプロモーターたちとの間で、若手ボクサーたちが素晴らしい試合を繰り広げることになるだろう。これが、このスポーツに新たな活力を吹き込むと、私は心から信じている」(ボブ・アラム)
既にいくつかの好カードが実現へ向け動いており、DAZNへの期待が高まります。
