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WBC世界ミニマム級王者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)=25勝(12KO)3敗=と、WBO世界同級&WBAスーパー王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)=13戦全勝(10KO)=による3団体王座統一戦は、3月14日(日本時間15日)に米・カリフォルニア州ロサンゼルスで開催が予定されていたが、コラーゾをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーション(GBP)の事情により延期となった。

昨年末で放送契約を締結していたDAZNとの契約が再更新されないままとなっているGBPは、最近になりオフィスとして使用しているロサンゼルス中心部に所有するビルに関連する2700万ドルのローンが返済不能に陥っている事が発覚。物件が差し押さえされる可能性が生じている事が報道されている等、財政難が伝えられている。

そして、WBC世界スーパーウェルター級暫定王者バージル・オルティスJr(米)=24戦全勝(22KO)=のプロモート権をめぐる訴訟沙汰で、GBPとDAZNによる直接の放送契約締結は実現していない。

オルティスJrと、WBA世界同級暫定王者ジャロン・”ブーツ”・エニス(米)=35勝(31KO)無敗1NC=との試合開催を巡る争いは進行中だが、これが決着つかないとGBPは前に進めない状況に陥っており、傘下の選手のプロモート活動も一部停滞している。

Melvin Jerusalem
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ジェルサレムは自身のSNSでコラーゾとの試合は6月から7月に再スケジュールされる予定だとしているが、3月28日(日本時間29日)には南アフリカ・ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスで、WBC世界同級1位ジョーイ・カノイ(フィリピン)=24勝(15KO)5敗2分1NC=と、同級2位シヤコルワ・クセ(南アフリカ)=9勝(4KO)3敗1分=による挑戦者決定戦が開催される。

ジェルサレムは昨年10月29日、コラーゾは昨年9月20日(日本時間21日)が直近試合で、再スケジュールがずれ込み試合が実現されない場合、WBC、WBOの指名戦消化義務の問題も予想され、せっかくまとまった王座統一戦も幻となる可能性が出て来る。

コラーゾは階級を上げて、同胞のWBA、WBO世界ライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=15勝(9KO)4敗=との対戦にも、報酬次第で色気を出しており、今後の動向が注目される。

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