ハムザ・シーラーズvsオースティン・ウィリアムズ 「結果」 WBCシルバー王座&世界タイトル挑戦者決定戦

6月1日(日本時間2日)、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催された、マッチルームvsクイーンズベリー5×5対抗戦。WBCシルバー・ミドル級王座&世界タイトル挑戦者決定戦戦。WBO世界同級1位、WBC2位でWBC同級シルバー王者のハムザ・シーラーズ(英)=19戦全勝(15KO)=に、WBA2位、WBC、IBF5位オースティン・ウィリアムズ(米)=16戦全勝(11KO)=が挑んだ一戦は、シーラーズ(クイーンズべりー)が11回TKO勝ち。

191センチの長身シラーズと、サウスポーのウィリアムズの対戦は、2回、ウィリアムズの左でシラーズがグラリ。しかし、3回には打ち下ろしの右ストレートをヒット。4回も危険なタイミングのパンチの交換があったが、5回以降、シーラーズは固いブロックでウィリアムズの攻撃を寸断し、ジャブ、右ストレートをヒット。接近しては左右アッパーを突き上げ、リードを広げていく。

迎えた第10ラウンド終了間際、シーラーズの右フックがカウンターで決まるとウィリアムズはダウン。しかし、ここは立ち上がり終了ゴング。続く11回、逆転を狙い攻勢に転じたウィリアムズだったが、シーラーズの右ストレートでガクリ。続く右アッパー、左フックで大きく後退したウィリアムズを、シーラーズは逃さずすかさず追撃。ここでマーク・ライソン(オーストラリア)主審は試合をストップ。

シーラーズがシルバー王座の防衛に成功すると共に、世界タイトルへの挑戦権を手に入れた。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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