IBF11位シニャーニvsデニー 「結果」 プティジャンvsWBA9位アジム EBU欧州ダブルタイトル戦 BOXXER興行

11月18日(日本時間19日)、英・ウルヴァーハンプトンのシビック・ホールで開催された、BOXXER興行のメイン。EBU欧州ミドル級タイトル12回戦。王者でIBF11位、WBC14位マッテオ・シニャーニ(イタリア)=32勝(12KO)6敗3分=に、挑戦者タイラー・デニー(英)=17勝2敗3分=が挑んだ一戦は、デニーが8回8秒TKO勝ちで新王者。

試合はサウスポーのデニーが好スタートを見せたが、シニャー二はジワリ反撃。第5ラウンドには左フックを当て、デニーをロープ際に押し込み猛攻。しかし6回、シニャー二はバッティングで左目上をカット。7回が終了すると44歳のシニャー二陣営は棄権を選択。フィリップ・ウテルス(ベルギー)は試合を停止した。デニーは初のKO勝利で王座を獲得。

セミファイナルのEBU欧州スーパーライト級タイトル12回戦。王者フランク・プティジャン(フランス)=24勝(6KO)7敗3分=に、WBA9位アダム・アジム(英)=9戦全勝(6KO)=が挑んだ一戦は、アダムが10回2分17秒TKO勝ち。第5ラウンド、左ボディでダウンを奪ったアジムは、迎えた第10ラウンド、プティジャンをロープ際に押し込み右アッパーの連打。キャンバスへ膝を落としたプティジャンはそのまま動かず、カウント途中で試合はストップ。

WBO世界クルーザー級1位リチャード・リアクポルヘ(英)=16戦全勝(12KO)=と、ディラン・ブレジョン(フランス)=13勝(3KO)4敗1分=のクルーザー級8回戦は、リアクポルへが2回1分36秒TKO勝ち。試合は第2ラウンド、リアクポルへの右ストレート、左フックでブレジョンがダウン。再開後、リアクポルへが連打で迫ると、ブレジョン陣営からタオルが投げ込まれレフェリーは試合を停止。力の差がありすぎた。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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