IBFは世界スーパーフェザー級3位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)=17勝(14KO)1敗1分=と、4位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)=25勝(25KO)1敗=による、同級王座への挑戦者決定戦を指令。勝者は1位(現在1、2位は空位)となり、世界王座への挑戦権を獲得する。

IBFはヌニェスに対し、2位決定戦で7位ゼラファ・バレット(英)=29勝(16KO)2敗=との対戦を指令したが、バレットは9月中旬になり出場を辞退。8位にランクされていた力石政法(緑)=14勝(9KO)1敗=選手以下に出場の打診がなされたと思われるが、対戦者が現れないまま、ヌニェスは10月28日(日本時間29日)にメキシコ・カンクンで、元世界挑戦者オスカー・エスカンドン(コロンビア)=27勝(18KO)7敗=と対戦。

一発強打の威力をまざまざと見せつけ、右フック一発で第2ラウンド38秒KO勝ち。ヌニェスとプロモート契約するエディ・ハーンは、試合後、次はラヒモフとの挑戦者決定戦だと宣言していた。ラヒモフvsヌニェスの交渉期間は11月13日(日本時間14日)までとなっている。

ワシル・ロマチェンコ、オレクサンデル・ウシクらと同じエギス・クリマス(リトアニア出身、米在住)によってマネージメントされるラヒモフは、4月にジョー・コルディナ(英)=16戦全勝(9KO)=に、112-115、113-114、116-111のスプリット判定で敗れ王座を失って以来、試合から遠ざかっている。