中谷潤人(M・T)=31戦全勝(24KO)=選手の王座返上により空位となっているIBF世界バンタム級王座の決定戦。3位(1、2位は空位)ホセ・サラス・レイエス(メキシコ)=16戦全勝(10KO)=と、4位ランディ・ギーケ(南アフリカ)=16勝(8KO)1敗1分=の一戦は、12月13日(日本時間14日)にメキシコで開催へ。

南アフリカのチャンピオンメーカー、ノー・ダウト・マネジメントのコリン・ネイサンと契約を締結したギーケは、11月15日(日本時間16日)に南アフリカ・ヨハネスブルグで、約13ヶ月ぶりの再起戦に臨む同僚の元IBF世界ライトフライ級王者シベナティ・ノンティンガ(南ア)=13勝(10KO)2敗=と共に調整に余念がない。

Landi Ngxeke & Sivenathi Nontshinga

ギーケと共に最近、ネイサンと契約したIBF世界ライトフライ級4位ムプメレロ・チャバララ(南アフリカ)=11勝(5KO)1敗=は、11月22日(日本時間23日)にメキシコ・エルモシージョで、同級3位(1、2位は空位)セルヒオ・メンドーサ・コルドバ(メキシコ)=26戦全勝(22KO)=と、同級王者タノンサック・シムスリ(タイ)=39勝(34KO)1敗=への挑戦権を賭けて対戦する事が決まっており、レイエスvsギーケは近日中に正式発表される。

WBC世界スーパーバンタム級8位メルカド 31連勝

11月8日(日本時間9日)にメキシコ・プエブラで開催された、オズワルド・キュキュレのラテン・KO・プロモーション興行に登場したWBC世界スーパーバンタム級8位、IBF10位ブライアン・メルカド(メキシコ)=31勝(25KO)1敗=は、フロレンティーノ・ペレス(メキシコ)=14勝(9KO)9敗2分=を8回TKOで破り31連勝を飾った。

初回、速いワン・ツーでダウンを奪ったメルカドは、以降も粘るぺレスを攻め立て、迎えた第8ラウンド、ついにペレス・コーナーからタオルが投げ入れられた。プロキャリア11年、29歳のメルカドは、2戦目の4回戦でスプリット判定を失って以来、ここ10年間負けがない。