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12月6日、オーストラリア・ブロードビーチのゴールドコースト・コンベンション&エキシビションセンターで開催された、タスマン・ファイターズ興行のメインイベント。IBF世界クルーザー級タイトルマッチ。王者ジェイ・オペタイア(豪)=28戦全勝(22KO)=に、同級1位フセイン・シンカラ(ドイツ/トルコ在住)=23戦全勝(19KO)=が挑んだ指名戦は、オペタイアが8回TKO勝ち。

エンジンのかかりが遅いきらいがあるサウスポーのオペタイアは、立ち合上がり40歳のシンカラに先手を許し2回にははっきりとポイントを取られた。

しかし、徐々に地力の違いを見せつけたオペタイアは迎えた第8ラウンド、強烈な左ストレート一発でシンカラをキャンバスへ打ち付ける。仰向けに倒れたシンカラは全く動く気配を見せず、レフェリーは試合をストップ。フィニッシュブローは見事な一撃だった。

アンダーカードのバンタム級8回戦には、武居由樹(大橋)、那須川天心(帝拳)選手に敗れ2連敗のWBC世界バンタム級11位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)=27勝(19KO)4敗=が出場。ヘルラン・ゴメス(フィリピン)=14勝(10KO)2敗=を4回TKOで破り、連敗からの脱出に成功している。

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