8月26日(日本時間27日)に行われた、IBF世界ヘビー級3位エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)=19勝(14KO)1敗=と、同級4位フランク・サンチェス(キューバ)=25勝(18KO)1敗=による、IBF世界同級挑戦者決定戦の入札は、サンプソン・ボクシングが、アジャグバをプロモートするトップランクの21万ドル(約3100万円)を上回る30万2千ドル(約4460万円)で落札に成功。ファイトマネーの分配は、アジャグバが60%の18万1200ドル(約2670万円)。サンチェスは40%の12万800ドル(約7870万円)となる。
両者は2021年10月9日(日本時間10日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで対戦。第7ラウンドにダウンを奪ったサンチェスが、98-91、98-91、97-92のスコアで勝利している。しかし、サンチェスは昨年5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われた、WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦でアジット・カバイエル(ドイツ)=26戦全勝(18KO)=に7回KO負けを喫し初黒星。
今年に入り2月22日(日本時間23日)にメキシコ・ティファナで行われた再起戦は、はるかに格下のラモン・オリバス(メキシコ)=18勝(12KO)25敗=との6回戦で、3回TKO勝ちを収めている。
対するアジャグバはサンチェスに敗れた後、5連勝(2KO)を記録したが、5月3日(日本時間4日)にサウジアラビア・リヤドのANBアリーナで、現WBA、WBC世界同級4位、IBF11位にランクされるマーティン・バコレ(コンゴ)=21勝(16KO)2敗1分=と対戦。96-94アジャグバ、95-95、95-95のスコアで引き分けている。