11月4日(日本時間5日)にモナコ・モンテカルロのカジノ・ド・モンテカルロで開催された、マッチルーム・ボクシング興行で、シベナティ・ノンティンガ(南ア)=12勝(9KO)1敗=を、第2ラウンド1分9秒、衝撃的なKOで破り、IBF世界ライトフライ級の新王者となったエイドリアン・”ガトー”・クリエル(メキシコ)=24勝(5KO)4敗1分=が、メキシコに凱旋帰国。大歓迎を受けた。
新王者クリエルはメキシコ・ティファナに本部を置く、Bxstrs・プロモーションに所属する24歳。勝利の後、控室に戻った新王者はすぐに母親に世界王座獲得を報告。メキシコを発つ前、「僕は絶対に負けないとお母さんと約束したんだ」と語ったクリエルは、勝負を決めた右オーバーハンドに付いて聞かれると、「あのパンチは練習で何度もやって来たんだ」と会心の笑顔を見せた。
初の海外試合で世界タイトルを獲得したクリエルの今後の防衛ロードは、日本のファンも大いに気になる所。DAZNと契約するマッチルーム・ボクシングの日本進出も既に発表されており、年3回のビッグイベント開催が予定されている事もあり、日本人選手との対戦も期待されます。