IBF世界スーパーフェザー級戦 「結果」 ジョー・コルディナvsエドワード・バスケス

11月4日(日本時間5日)、モナコ・モンテカルロのカジノ・ド・モンテカルロで開催されたマッチルーム・ボクシング興行のメイン。IBF世界スーパーフェザー級戦。王者ジョー・コルディナ(英)=16戦全勝(9KO)=に、同級9位エドワード・バスケス(米)=15勝(3KO)1敗=が挑んだ一戦は、コルディナが判定勝ち。スコアは116-112、116-112、114-114の2-0。

序盤戦、一回り小さいバスケスに対し、コルディナは左ジャブを伸ばしボディを叩き、右アッパーを突き上げ、バスケスの接近をストップ。しかし、中盤になると体を振りながら機を見て飛び込み、しつこく連打を放つバスケスを持て余す場面も増えて来た。

迎えた終盤戦、コルディナのボディショットは強いが、自ら仕掛ける機会は減り空振りも目立つ。だが、対するバスケスも攻め切るまでには至らず、ポイントを引き寄せるには今一つの印象を残し、試合終了ゴングを聞いた。判定が告げられると不満の表情を見せたバスケスだが、勝ち切るにはパワー不足。コルディナは初防衛成功に安堵の表情を見せたが、バスケスにかき回され、不調ぶりが目立った。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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