IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦 「結果」 3位リチャードソン・ヒッチンズvs7位グスタボ・レモス

4月6日(日本時間7日)米・ラスベガスのフォンテインブルー・ラスベガスで開催された、マッチルーム・ボクシング興行のメインカード。IBF世界スーパーライト級挑戦者決定12回戦。同級3位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=17戦全勝(7KO)=と、同級7位グスタボ・レモス(アルゼンチン)=29戦全勝(19KO)=の一戦は、ヒッチンズが判定勝ち。

初回、レモスはガードを高く上げ左右フックで突進。ヒッチンズは動いて左ジャブ。ラウンド終盤、レモスの右フックがヒッチンズを捉えた。2回、スイッチを交え前進するレモスはボディ攻撃から右ストレートをヒット。3回、4回とレモスの前進は続き、ヒッチンズはジャブを上下に散らす。

中盤戦、レモスは前進し手数を出すが、命中精度は高くない。ヒッチンズはジャブ、左フックをカウンター。8回、荒々しくパンチを振るうレモスに、ヒッチンズは右ストレートを打ち込むが、レモスの前進は止まらない。10回、ヒッチンズは打ち気に出てジャブ、左フック、右ストレートを打ち込むが、レモスも下がらない。

11回、ヒッチンズのワン・ツーに対し、レモスは左右フックで対抗。最終ラウンド、ヒッチンズは動いてジャブ。レモスは最後までアタックを続けたが、会心のヒットはなく試合終了。公式スコアは117-111、115-113、115-113。ヒッチンズが苦しみながらもレモスを制し、王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)1敗=への挑戦権を獲得した。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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