11月25日(日本時間26日)、米・ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催された、IBF世界スーパーライト級指名戦。王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=19勝(19KO)1敗=に、同級3位(1、2位は空位)ショジャホン・エルガシェフ(ウズベキスタン)=23戦全勝(20KO)=が挑んだ一戦は、マティアスが6回2秒TKO勝ち。

初回、ガードを固めるマティアスに対し、エルガシェフの速くて強い左ストレートがヒット。2回はエルガシェフの連打で始まったが、マティアスの押し込みは強く左フックを強振。距離が縮まる場面が増えた。3回終盤、連打を見せたマティアスは、4回に入るとコンパクトな連打でエルガシェフを追い回す。

5回、疲労の色濃いエルガシェフを追うマティアスの前進は止まらず、接近戦でしつこい連打を上下に正確に打ち込み、完全にペースを掌握。そして5回が終了するとコーナーに帰ったエルガシェフは首を振り戦意喪失。陣営は棄権を選択し、6回開始ゴングに応じず試合はストップされた。