4月9日(日本時間10日)、カナダ・モントリオールのモンレアル・カジノで開催された、アイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメント興行のメインイベント。IBF世界スーパーミドル級王座決定戦。同級1位オスレイス・”トルネード”・イグレシアス(キューバ・ドイツ在住)=14戦全勝(13KO)=と、同級7位パヴェル・シリヤギン(ロシア)=16勝(7KO)無敗1分=の一戦は、イグレシアスが8回終了TKO勝ちで新王者。
初回、サウスポーのイグレシアスが強烈な右アッパーを突き上げるとシリギヤンは一瞬棒立ち。足を使いダメージの回復に努めた。3回以降、プレスを掛けるイグレシアスに対し、右目下を腫らしながらもシリヤギンは反撃の姿勢を見せた。
しかし、イグレシアスは強引には攻めないが、シリヤギンのパンチをうまく外しヒットを奪い、毎回のようにポイントをピックアップ。徐々にダメージを蓄積させていったシリヤギンは、8回が終了すると試合続行を諦めギブアップ。イグレシアスが万全のボクシングでシリヤギンを全く寄せ付けず、テレンス・クロフォード(米)の後継王者となった。

セミファイナル。NABFスーパーライト級タイトルマッチ10回戦。王者でWBC世界同級4位、IBF5位、WBO11位にランクされるアーサー・ビヤルスラノフ(カナダ)=20戦全勝(16KO)=に、挑戦者ヒメール・エスピノサ(メキシコ)=17勝(16KO)2敗1分=が挑んだ一戦は、ビヤルスラノフが7回TKO勝ち。
初回からプレスを掛けるサウスポーのビヤルスラノフは、ジャブを突き左ストレートを上下に散らしエスピノサを追い、エスピノサは下がりながら右カウンターを狙う。
3回、開始早々ビヤルスラノフは左ストレートでダウンを奪う。再開後、すぐ追撃に出たビヤルスラノフだが、エスピノサの右でグラり。しかし、ビヤルスラノフは左ストレートから右フックを決め、2度目のダウンを奪う。ここも立ったエスピノサにビヤルスラノフはとどめを刺そうと攻め込んだが、エスピノサの左フックを喰いでまたもやグラ付いた。

4回、開始間もなくビヤルスラノフは右フックで、この試合3度目のダウンを奪うが、エスピノサはここも立ち試合再開となるが、。ビヤルスラノフはエスピノサの強打を警戒し、今度は無理をせず慎重な攻めに徹する。以後、ロープを背にカウンターを狙うエスピノサを追うビヤルスラノフは、6回終了間際、左フックを決めよろめかせる。
迎えた第7ラウンド、ビヤルスラノフの左ストレートを受けコーナーに詰まったにエスピノサに、ビヤルスラノフが連打で攻め込むとレフェリーは試合をストップ。
NABFライト級王座決定10回戦。ルイス・サンタナ(カナダ)=15戦全勝(7KO)=と、チャン・トンソン(カナダ)=18勝(15KO)1敗=の一戦は、サンタナが判定勝ちで新王者。打撃戦となった試合は第4ラウンド、トンソンが右クロスでダウンを奪ったが、終始積極的に攻めたサンタナが勝利を呼び込んだ。スコアは95-94、95-94サンタナと、97-93トンソンのスプリット。
