IBF世界ウェルター級指名戦 「入札結果!」 王者ジャロン・エニスvs3位コディ・クロウリー

4月23日(日本時間24日)に行われた、IBF世界ウェルター級王者ジャロン・エニス(米)=31勝(28KO)無敗1NC=と、同級3位(1,2位は空位)コディ・クロウリー(カナダ)=22戦全勝(9KO)=による指名戦入札は、エニスとマルチ契約を締結したエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングが、390万ドル(約6億360万円)で落札に成功。プレミア・ボクシング・チャンピオンズを代表した、TGBプロモーションは200万ドル(約3億950万円)だった。

ファイトマネーの分配は、王者エニスが85%の331万5千ドル(約5億1300万円)。挑戦者のクロウリーは15%の58万5千ドル(約9千50万円)となる。試合は7月にエニスの地元、米・ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで開催が予定されている。

しかし、WBC、WBA、WBO世界同級王座を保持するテレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=が階級を上げ、8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスで、WBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=10勝(7KO)無敗1分=への挑戦が決定。

クロウリーはWBC1位にランクされており、4月10日(日本時間11日)に行われた同級2位スレイマン・シソコ(仏)=17戦全勝(9KO)=とのWBC挑戦者決定戦入札で、シソコ擁するオールスター・ボクシングが、47万7千777ドル(約7300万円)で落札し(分配は50-50)興行権を獲得している。

状況的にクロウリーvsシソコがWBC王座決定戦となる可能性が高く、クロウリーがWBC王座狙いに動く事も考えられる。今後に注目。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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