7月8日(日本時間9日)に米・テキサス州サンアントニオで決まっていた、WBA世界ウェルター級レギュラー王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)=14勝(9KO)無敗1NC=への指名挑戦試合で、前日計量を前に、疲労と脱水症状で失神。タイトル戦への出場を辞退していたバージル・オルティスJr(米)=19戦全勝(19KO)=のリング復帰が決定。

来年1月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインカードで、フレデリック・ローソン(ガーナ)=30勝(22KO)3敗=と、スーパーウェルター級で対戦する。

オルティスJrは3度に渡る新型コロナウィルス感染が原因による炎症性疾患から、横紋筋融解症を発症。それを乗り越え、ようやくスタニオ二ス戦実現へ漕ぎつけたが、直前でキャンセル。今度の試合は2022年8月6日(日本時間7日)のマイケル・マッキンソン(英)戦=9回TKO勝ち=以来の試合となる。