IBF世界クルーザー級王者ジェイ・オペタイア(豪)=26戦全勝(20KO)=に、同級1位フセイン・シンカラ(ドイツ/トルコ在住)=22戦全勝(18KO)=が挑むタイトル戦は、来年1月8日にオーストラリア・ゴールドコーストのゴールドコースト・コンベンションセンターで開催される事が正式決定。主催はマッチルーム・ボクシング&ゴールドスター・プロモーション。

マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンはオペタイアが勝てば、WBA、WBO世界同級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=47勝(30KO)1敗=との王座統一戦を実現させる事を明言。39歳の指名挑戦者シンカラは、高いKO率を誇るがこれまで著名選手との対戦はなく実力は未知数。しかし、オペタイア優位は揺るぎなく、内容が問われる一戦となる。

エニスvsスタニオニス IBF、WBA世界ウェルター級王座統一戦

入札開催がキャンセルとなったWBA世界ウェルター級指名戦。王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)=15勝(9KO)無敗1NC=と、同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=16戦全勝(9KO)=の一戦は、対戦同意が伝えられていたが、ギヤソフが挑戦を見合わせる事に同意した事が判明。

エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと契約しているギヤソフが、一時、身を引くことにより、同じハーン傘下のIBF世界同級王者ジャロン・”ブーツ”・エニス(米)=33勝(29KO)無敗1NC=と、スタニオニスによる王座統一戦が、来年の早い時期に行われる事が確実と見られている。

11月9日(日本時間10日)に米・ペンシルべニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われた指名防衛戦で、カレン・チュハジアン(ウクライナ)=24勝(13KO)3敗=に12回判定勝ちしたエニスは、来年2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで開催される”リヤド・シーズンで、WBC世界スーパーウェルター級暫定王者バージル・オルティスJr(米)=21戦全勝(20KO)=と対戦する話が持ち上がっていた。