7月19日(日本時間20日)に米・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催される、バリオスvsパッキャオ興行のアンダーカードで行われる、元WBA世界スーパーライト級王者で、WBC3位にランクされるイサック・”ピットブル”・クルス(メキシコ)=27勝(18KO)3敗1分=と、WBC世界同級11位アンヘル・フィエロ(メキシコ)=23勝(18KO)3敗2分=の再戦は、WBC世界同級暫定王座決定戦として行われる事を、WBCのマウリシオ・スライマン会長が明らかにした。

両者は2月1日(日本時間2日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで対戦。初回から激しい打撃戦を展開した両選手は、最終ラウンド終了ゴングまで互いに譲らぬ激しい打ち合いを演じた末に、クルスが、98-92、97-93、96-94の判定勝ちを収めた。

ファイト・オブザ・イヤー候補に挙げられる好ファイトとなった両者の再戦は、ダイレクトの再戦という形で行われる事になったが、暫定王座決定戦になるとは驚き。

WBC世界同級王者アルベルト・プエジョ(ドミニカ)=24戦全勝(10KO)=は、7月12日(日本時間13日)に米・ニューヨークのルイ・アームストロング・スタジアムで、元IBF王者で同級8位のスプリエル・マティアス(プエルトリコ)=22勝(22KO)2敗=の挑戦を受ける事が決まっている。

Premier Boxing Champions

クルスvsフィエロ2がWBC世界スーパーライト級暫定王座決定戦として行われる事が決まり、7月19日(日本時間20日)の興行は、WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(米)=29勝(18KO)2敗1分=に、46歳の元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)=62勝(39KO)8敗2分=が挑むタイトル戦をメインに。

WBC世界スーパーウェルター級王者セバスチャン・フンドラ(米)=22勝(14KO)1敗1分=に、元WBO世界同級王者で同級3位ティム・チュー(オーストラリア)=25勝(18KO)2敗=が、雪辱期し挑む一戦と共に、トリプルタイトル戦興行となった。