6/1 負傷・離脱 べテルビエフの代役決定! ドミトリー・ビボルvsマリク・ジナド WBA世界ライトヘビー級戦

6月1日(日本時間2日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催が決まっていた、4団体統一世界ライトヘビー級王座統一戦に出場予定の、WBC、WBO、IBF世界同級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=20戦全勝(20KO)=の負傷により、急遽探されていた、WBA世界同級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=22戦全勝(11KO)=の対戦相手が決定。

べテルビエフの離脱から僅か24時間で決まったビボルの新しい対戦相手は、IBF世界同級14位にランクされるマリク・ジナド(リビア)=22戦全勝(16KO)=。4月24日にオーストラリア・シドニーで行われた、IBF世界同級2位決定戦で、同級4位ジェローム・パンペローネ(英・ニュージーランド在住)=18勝(11KO)1敗=に12回判定勝ち(117-111、117-111、114-114)を収めたばかりだが、サウジアラビアからのオファーに飛び付いた。

同日のメインはマッチルーム・ボクシングと、クイーンズベリー・プロモーションによる、5×5対抗戦カード。前WBC世界ヘビー級王者で、WBC7位、WBA10位、WBO13位のディオンテイ・ワイルダー(米)=43勝(42KO)3敗1分=と、前WBO世界同級暫定王者で、WBO2位、IBF8位、WBC9位にランクされるチャン・ツィーレイ(中国)=26勝(21KO)2敗1分=の12回戦となる。

他のカードは以下の通リ。WBA世界フェザー級王者レイモンド・フォード(米)=15勝(8KO)無敗1分=が、3月8日(日本時間9日)にサウジアラビアで行われたWBC世界同級戦で、王者レイ・バルガス(メキシコ)=36勝(22KO)1敗1分=から、8回、11回と2度のダウンを奪いながら引き分けで王座奪取ならなかった、WBC1位ニック・ボール(英)=19勝(11KO)無敗1分=の挑戦を受けるタイトル戦。

IBF世界ヘビー級1位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=17戦全勝(14KO)=と、前WBA世界ヘビー級レギュラー王者でWBA3位、IBF4位、WBC6位、WBO7位ダニエル・デュボア(英)=20勝(19KO)2敗=の12回戦。

WBA世界ライトヘビー級5位、WBC15位クレイグ・リチャーズ(英)=18勝(11KO)3敗1分=と、WBC、WBO7位、IBF13位ウィリー・ハッチンソン(英)=17勝(13KO)1敗=の12回戦。

WBO世界ミドル級1位、WBC2位ハムザ・シーラーズ(英)=19戦全勝(15KO)=と、WBA2位、WBC、IBF5位オースティン・ウィリアムズ(米)=16戦全勝(11KO)=の12回戦。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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