6/7 WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦 1位ウォードリーvs4位ミラー / レギュラー王者プーレフはドン・キング傘下のハンターと対戦指令

WBAが指令していた世界ヘビー級レギュラー王者クラフト・プーレフ(ブルガリア)=32勝(14KO)3敗=と、同級1位ファビオ・ウォードリー(英)=18勝(17KO)無敗1分=の指名戦は交渉決裂。ウォードリーは同級4位ジャレル・ミラー(米)=26勝(22KO)1敗2分=と、暫定王座を争う事をWBAは承認。暫定王座決定戦は6月7日(日本時間8日)に英・イプスウィッチのポートマン・スタジアムで開催。7日(日本時間8日)に正式発表される。

イプスウィッチはウォ―ドリーの故郷で、会場はプーレフ戦開催の為にクイーンズベリー・プロモーションが用意してもの。プーレフとの対戦交渉が不調に終わったフランク・ウォーレンが、3月19日(日本時間20日)にミラーとの暫定戦開催を要請。会場の予約を維持する為に、WBAは暫定王座決定戦の開催を承認。

WBA世界選手権委員会は、適用される防衛戦期間の変更。その他の様々なルールの適用を一時停止する明示的な権限を持っており、そのルールに基づき特別許可を与えたとしている。

暫定王座戦を承認したWBAはプーレフに対し、新たにゴールド王者で同級2位にランクされるマイケル・ハンター(米)=24勝(17KO)1敗2分=との対戦を指令。交渉期限は4月4日(日本時間5日)となっている。そして、勝者はウォードリーvsミラーの勝者と、それぞれの試合から180日後か、遅くとも2025年12月31日までに対戦する事を義務付けている。

プーレフは昨年12月7日(日本時間8日)にブルガリア・ソフィアで、レギュラー王座を保持していたマフムド・チャー(ドイツ)=34勝(20KO)5敗=に挑戦。12回判定で破り王座を獲得。トラブル続きだったチャーは、約2年ぶりのリング登場で、約7年1ヶ月を経ての初防衛戦だった。

しかし、WBAとチャーの裁判沙汰のトラブルにかかわったドン・キングが、ハンターのプロモーターを務めている事から、交渉は一筋縄ではいかない事が予想される。WBAはスーパー王座を保持するオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=23戦全勝(14KO)=に対し、今後24ヶ月間は指名戦義務が無い事を3月に発表しており、ヘビー級はレギュラー、暫定の王座乱立時代が再びやって来る可能性も高い。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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