リー・ウッドvsジョシュ・ワーリントン 「スコアカード」 WBA世界フェザー級戦

10月7日(日本時間8日)、英・シェフィールドのシェフィールド・・アリーナで開催された。WBA世界フェザー級タイトル戦は、王者リー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=が、前IBF王者で同級7位のジョシュ・ワーリントン(英)=31勝(8KO)3敗1分=に劇的な7回3分TKO勝ちを飾ったが、第6ラウンドまでのスコアはいずれもワーリントンがリードしていた。ジャン=ロベール・レイン(モナコ)59-55、デビッド・シン(パナマ)59-55、ハワード・フォスター(英)58-56。

試合が停止されたのは第7ラウンド3分ちょうど。ワーリントンに取っては痛恨のストップとなったが、倒れ方を考慮すると、レフェリーに背を向けてカウントを聞いていては致し方ない。勝者ウッドはWBA世界フェザー級王座を返上し、スーパーフェザー級で2階級制覇を狙う事を明言。暫く休養し、次戦は来年夏に英・ノッティンガムのサッカー場、シティ・グラウンドで行われる予定。

ウッドvsワーリントンはWBAの特別承認を取り付け行われ、勝者は120日以内に同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と対戦する事を義務付けられている。ウッドの王座返上は確実で、空位となる王座は、ホルマトフと同級2位レイモンド・フォード(米)=14勝(7KO)無敗1分=で争われる事になる。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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