10月7日(日本時間8日)に英・シェフィールドのシェフィールド・・アリーナで開催される、WBA世界フェザー級王者リー・ウッド(英)=27勝(16KO)3敗=と、前IBF王者ジョシュ・ワーリントン(英)=31勝(8KO)2敗1分=によるタイトル戦勝者は、IBF世界スーパーフェザー級ジョー・コルディナ(英)=16戦全勝(9KO)=への挑戦に興味を示している。

ウッドvsワーリントンの勝者は試合後120日以内に、同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と対戦する事を義務付けられているが、ウッドはウェイト調整が厳しくなっている事を理由に1階級上げる事を示唆し、同じマッチルーム・ボクシングにより推進されるコルディナへの挑戦を希望。

一方のワーリントンは体重管理に問題はないが、報酬次第とし、2階級制覇への色気を見せている。コルディナは11月4日(日本時間5日)にモナコ・モンテカルロで、前回ランキングまでIBF世界フェザー級10位にランクされていたエドワード・バスケス(米)=15勝(3KO)1敗=を相手に防衛戦を行う事が決まっている。

世界同級はWBC級王者オシャキー・フォスター(米)=20勝(11KO)2敗=が、同級1位の指名挑戦者エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)=34勝(31KO)1敗=と、10月28日(日本時間29日)にメキシコ・カンクンで防衛戦を行う事が決定。フォスターが勝てば、次はコルディナとの王座統一戦の可能性が強いと見られているが、同じマッチルーム・ファイターのウッドがワーリントンに勝ち、階級を上げた場合、相当の報酬が見込まれる事になる。

また、同じくエディ・ハーンと契約するエルナンデスがWBC王座を獲得した場合も、早い時期にコルディナvsエルナンデスも実現可能と思われる。ワンクッション置く形になったコルディナは、ハーンへの不満を露骨に表していた事もあり、バスケスに勝てば、次戦はビッグファイトが用意されそう。今後に注目。