WBC世界ミニマム級挑戦者決定戦。同級1位ルイス・カスティーヨ(メキシコ)=22勝(14KO)無敗1分=と、同級2位アレックス・ウィンウッド(オーストラリア)=4戦全勝(2KO)=の一戦は、3月23日にオーストラリア・シドニーで開催。勝者は王者重岡優大(ワタナベ)=8戦全勝(5KO)=選手への指名挑戦権を獲得する。
東京五輪フライ級に出場したウィンウッドは、2022年11月にプロデビュー、2戦目でWBCインターナショナル・ライトフライ級王座を獲得すると、3戦目でミニマム級に転じ、現11位レイネリス・グティエレス(ニカラグア)=10勝(2KO)1敗=を判定で破り、インターナショナル王座を獲得している。
一方のカスティーヨは、昨年5月19日(日本時間20日)にメキシコ・カンクンで行われた挑戦者決定戦で、1位にランクされていたアヤンダ・ヌドゥラニ(南ア)=13勝(4KO)3敗1分=に、4回KO勝利を収めているサウスポーで、WBOでも1位にランクされている実力者。
オーストラリアに遠征するカスティーヨと、ウィンウッド戦は暫定王座決定戦となる見通しもあるが、果たしてどうか。