3/8 1位イスラエル・マドリモフvs2位マゴメド・クルバノフ WBA世界スーパーウェルター級王座決定戦 サウジアラビア開催

対戦同意が伝えられていた、WBA世界スーパーウェルター級1位イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=9勝(6KO)=無敗1分=と、同級2位マゴメド・クルバノフ(ロシア)=25戦全勝(13KO)=による同級王座決定戦は、3月8日(日本時間9日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、アンソニー・ジョシュアvsフランシス・ガヌーをメインとする、マッチルーム・ボクシング&クイーンズ・ベリー・プロモーション興行で行われる。

マドリモフは当初、同級5位ジェームズ・メトカーフ(英)=25勝(15KO)2敗=との王座決定戦が計画されていたが、、公式発表間近になりメトカーフが出場を辞退。代わって2位のクルバノフが対戦に名乗りを上げていた。

WBA世界同級スーパー王者ジャーメル・チャーロ(米)=35勝(19KO)2敗1分=は、昨年9月30日(日本時間10月1日)に米・ラスベガスで、4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗1分=に敗れた後、昨年12月には妻への暴行容疑で逮捕、暴行罪で起訴されるなど、私生活は散々な状態にあり、リング復帰の目途は立っていない。

WBC王者だったチャーロは2020年9月にジェイソン・ロサリオ(ドミニカ)を破りWBA(スーパー)、IBF王座を獲得。2021年7月に行われた、WBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)との王座統一戦は引き分け。しかし、2022年5月の再戦では10回KO勝ちを収め、4団体統一王者となったが、これまでWBAの指名戦を一度も消化しておらず、マドリモフvsクルバノフの勝者と対戦が義務付けられる事は確実で、王座を保持したままでの再起への選択肢は限られる。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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