元2階級制覇王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に勝った男、渡邉卓也(DANGAN)=40勝(22KO)12敗2分=選手が、3月8日(日本時間9日)にメキシコ・チワワ州シウダー・フアレスで、38歳の元世界トップランカー、ミゲル・”ミッキー”ローマン(メキシコ)=67勝(49KO)14敗1NC=と対戦する。

35歳の渡邉選手は、2022年12月3日に韓国・仁川で元世界2階級制覇王者のジョニゴンに判定勝ち。2023年3月に行われた、 森 武蔵(志成)=14勝(7KO)1敗1分=選手とのOPBF東洋太平洋ス-パーフェザー級王座決定戦では、中盤までリードしていたが、終盤追いつかれ引き分け。6月の再戦では良い所なく判定負けで、王座獲得ならなかった。

数々の名勝負を演じて来た歴戦の雄ローマンは、2020年11月に現WBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米)=21勝(12KO)2敗=との、WBC世界王座挑戦者決定戦で9回KO負け。しかし、その後も戦い続け、5勝(2KO)1NCの結果を残している。

噛み合いそうな両選手。ローマンを降せばメキシカンキラーと呼ばれそうな渡邉選手の戦いぶりに注目。