WBC世界スーパーフライ級暫定王者カルロス・クアドラス(メキシコ)=42勝(28KO)5敗1分=に、同級4位アンドリュー・モロニー(オーストラリア)=26勝(16KO)3敗1NC=が挑むタイトル戦が、5月12日にオーストラリア・パースのRACアリーナで開催される、ロマチェンコvsカンボソスJr興行に組み込まれた。
クアドラスは昨年11月17日(日本時間18日)にウズベキスタン・タシケントのフーモ・アリーナで開催された、暫定王座決定戦で、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)=40勝(22KO)4敗1分=にスプリットの判定勝ちで王座獲得。
クアドラスは、同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=との王座統一戦を義務付けられたが、エストラーダは6月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで、IBF&WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=と対戦する事が、確実視されている。
モロニーは昨年5月20日(日本時間21日)に米・ラスベガスで行われた、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、中谷潤人(M・T)=26戦全勝(19KO)=選手に、痛烈な12回KO負けを喫したが、12月9日にオーストラリア・メルボルンで、ジュディ・フローレス(フィリピン)=13勝(7KO)2敗=を10回判定で破り、再起戦を飾っている。