5/14 IBFスーパーバンタム級1位サム・グッドマン リング復帰 井上尚弥のスパーリング・パートナーと対戦

1月24日に東京・有明アリーナで予定されていた、4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=29戦全勝(26KO)=選手への挑戦を、左瞼の負傷によりキャンセルした、IBF世界スーパーバンタム級1位、WBO2位、WBC3位サム・グッドマン(オーストラリア)=19戦全勝(8KO)=のリング復帰が決定。

5月14日(日本時間15日)にオーストラリア・シドニーのホーダーン・パビリオンで、WBC世界バンタム級21位にランクされるWBC FECARBOX(中央アメリカボクシング連盟)バンタム級王者セサール・バカ・エスピノサ(メキシコ)=19勝(12KO)1敗1分=と対戦する。

グッドマンは昨年12月14日に行われたスパーリングで左瞼を4針縫う裂傷を負い、10日後に控えていた井上選手との試合は延期され、1ヶ月スライドして行われる事になったが、1月11日のスパーリングで同じ箇所を負傷。今度は14針縫う事態となり、井上選手への挑戦を正式に辞退。傷口の形成手術を受けたグッドマンは、全治6ヶ月と伝えられていたが、予想より早くリングへの復帰が決まった。

昨年7月10日にオーストラリア・ウロンゴンで、WBC世界スーパーバンタム級8位にランクされていたチャイノイ・ウォラウト(タイ)=25勝(15KO)1敗1分=を12回判定で破って以来の試合となるグッドマンは、「リングに戻るのが待ちきれない」と話し、再び世界タイトル挑戦へ照準を合わせる。

23歳のエスピノサは2023年6月に来日し、井上選手のスパーリング・パートナーを務めている。同年12月16日(日本時間17日)にメキシコ・ティファナで行われた、NABOスーパーバンタム級王座決定戦で、エリック・ロブレス(メキシコ)=16勝(10KO)3敗=に10回判定(94-96、92-98、92-98)で敗れたのが唯一の黒星で、その後は3連勝中。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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