7月20日(日本時間21日)に米・テキサス州・アーリントンのAT&Tスタジアムで開催が予定されていた、58歳の元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米)=50勝(44KO)6敗2NC=と、27歳のYouTuberで、クルーザー級プロ選手として9勝(6KO)1敗の記録を持つジェイク・ポール(米)のヘビー級8回戦は、タイソンの潰瘍が再発し、医師から数週間は休養と回復のためにトレーニングを軽めにするようアドバイスを受けた事から、試合はキャンセル。
ポールは「ベストな状態のタイソンと戦いたい」とし、10月から12月の間に再スケジュールする考えを明らかにしている。両者の対戦は、テキサス州コミッションが公式戦として承認。2分8ラウンド、14オンスのグローブで行われる事が決まっていた。
8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスで開催される、イスラエル・マドリモフvsテレンス・クロフォード興行で対戦が決まっていた、前WBO世界スーパーウェルター級王者で同級1位のティム・チュー(オーストラリア)=24勝(17KO)1敗=と、WBA世界同級1位、WBO2位バージル・オルティスJr(米)=20戦全勝(20KO)=の一戦もキャンセル。
チューは3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた、セバスチャン・フンドラ(米)=21勝(13KO)1敗1分=戦で負った額の傷の回復が遅れ、試合へ向けたスーパーリング・スケジュールの開始に間に合わないために、中止が決断された。
7/6 ダニエル・ジェイコブスvsショーン・モズリーJr
37歳の元IBF、WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)=37勝(30KO)4敗=が、約2年5ヶ月ぶりにリング復帰。7月6日(日本時間7日)に米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで、WBO世界ミドル級4位、WBA、WBC6位、IBF7位にランクされるシェーン・モズリーJr(米)=21勝(12KO)4敗=と、スーパーミドル級10回戦で対戦する。
当日のメインは、ネイト・ディアスvsホルヘ・マスビダルによる元UFCスター・ファイター同士のボクシングマッチで、ジェイコブスvsモズリーJrは、Fanmio PPVで配信される共同メインとして行われる。
IBF世界ヘビー級暫定王座決定戦
6月1日(日本時間2日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われる、IBF世界ヘビー級1位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=17戦全勝(14KO)=と、前WBA世界ヘビー級レギュラー王者で同級4位ダニエル・デュボア(英)=20勝(19KO)2敗=の一戦は、IBF世界ヘビー級暫定王座決定戦として行われる事が決定。