広告

元世界5階級制覇王者(スーパーフライ級は暫定)でWBA世界バンタム級1位にランクされるノニト・ドネア(フィリピン)=43勝(28KO)9敗=は、3月に日本で予定される次戦へ向け、既にフィリピン・セブの「キャンプ・クンバティ」で本格的トレーニングを開始しているが、注目される戦相手はWBA、IBF世界バンタム級4位、WBC5位、WBO6位の増田陸(帝拳)=9勝(8KO)1敗=選手で、試合は3月15日に開催される。

増田選手はIBF世界同級挑戦者決定戦への出場を辞退しており、ドネアとの一戦はWBAのタイトル絡みになると思われる。昨年昨年12月17日に東京・両国国技館で、ドネアとのWBA世界同級王座統一戦に勝利したレギュラー王者堤聖也(角海老宝石)=13勝(8KO)無敗3分=選手は、120日以内に休養王者アントニオ・バルガス(米)=19勝(11KO)1敗1分1NC=との対戦を義務付けられている。

Nonito Donaire vs. Seiya Tsutsumi
広告

しかし、堤選手はドネア戦で骨折した鼻の整復固定術と裂傷の縫合処置を受けており、120日以内にバルガスと対戦できる可能性は高くない。そして、5年間のがんとの闘病の末に母親が亡くなったことによる準備不足を理由に、堤選手との対戦をドネアに譲ったバルガスのリング復帰も、まだ見通しが立っていない。

暫定王座は空いており、正当な理由がある暫定戦として行われてもよいカードだが、日本リングでの暫定王座決定戦はないのが現状。WBAは堤vsバルガスが指令通りに開催されない事を理由にレギュラー王座を空け、王座決定戦として行われるのでないかと推測するが、これはわからない。

だが、ドネアがこれだけの短期間で戦う理由は、”世界王座を賭けて”以外にはないだろう。

同日の興行には、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米)=11勝(8KO)1敗=に、同級11位飯村樹輝弥(角海老宝石)=9勝(2KO)1敗=選手が挑むタイトル戦が組み込まれる他にも、世界戦が用意される。正式発表が待たれます。

広告