WBAは負傷により戦えない事を訴えている世界スーパーライト級王者ローランド・ロメロ(米)=15勝(13KO)1敗=を休養王者に認定。同級1位オハラ・デイビス(英)=25勝(18KO)2敗=と、同級3位イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)=24勝(22KO)4敗2分=による王座決定戦を承認。
試合は11月18日(日本時間19日)にゴルデン・ボーイ・プロモーションが予定している、ライアン・ガルシア(米)=23勝(19KO)1敗=の復帰戦興行に組み込まれる。31歳のデイビスは今年3月にルイス・リットソン(英)=23勝(13KO)3敗=との挑戦者決定戦で9回KO勝ちし、指名挑戦権を獲得。オスカー・デラホーヤのゴルデン・ボーイ・プロモーションと契約。ロメロへの挑戦試合実現を強行に迫っていた。
一方のバロッソは5月に行われたロメロとの王座決定戦で、3回にダウンを奪いポイントをリード(78-73、77‐74、76-75)しながら、第9ラウンド、トニー・ウィークス(米)主審の早すぎる不可解なストップによりTKO負けを喫し、あと一歩で王座獲得の機会を逃していた。