11/2 WBA2位スコフィールドvs23戦20勝ジロン / 女子世界フライ級4団体王座統一戦 フンドラvsアラニス ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行

WBA世界ライト級2位、IBF14位にランクされるフロイド・スコフィールド(米)=17戦全勝(12KO)=は、11月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベントに出場。レネ・テレス・ジロン(メキシコ)=20勝(13KO)3敗=とグローブを交える事が決定。会場は発表されていないが、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガスが有力。

22歳のスコフィールドは、3月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで、エステウリ・スエロ(ドミニカ)=13勝(10KO)2敗=に、第5ラウンド2分7秒反則勝ちを収めて以来のリング登場となる。25歳、タフなメキシカン、ジロンを相手にどんなパフォーマンスを見せるかは、今後のステップアップに大きく影響するだろう。

女子世界フライ級4団体王座統一戦 フンドラvsアラニス

同日はIBF女子世界フライ級王者ガブリエラ・フンドラ(米)=14戦全勝(6KO)=と、WBA、WBC、WBO女子世界同級王者ガブリエラ・アラニス(亜)=15勝(6KO)1敗=による、4団体王座統一戦も組み込まれる。 

アラニスは10月に元WBO王者ケニア・エンリケス(メキシコ)=28勝(11KO)1敗=と対戦する予定だったが、これはキャンセルされ、フンドラとの王座統一戦を実現させる事になった。

フンドラは1月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスで、WBA、WBC、WBO王座を保持していたマーレン・エスパルサ(米)=14勝(1KO)2敗=との4団体王座統一戦開催が決まっていたが、エスパルサがWBOからアラニスとの再戦を指令された事により中止となっていた。

4月27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナで行われた、エスパルサとアラニスの再戦は、エスパルサが前日計量でリミットを2ポンドオーバーし、王座は剥奪。試合はアラニスが勝った場合のみ新王者となる王座決定戦として行われ、スプリットの判定でアラニスが雪辱を果たし、3団体王者となった。

この結果を受けフンドラは「準備は整っている」と語り、フンドラをプロモートするサンプソン・リューコーイッツは、「私たちはエスパルサと戦うつもりだった。契約条件は同じでいい。交渉する事は何もない。アラニスが望む日時、場所で戦う」と話し、4団体王座統一戦の実現を訴えていた。

他に、WBAスーパーミドル級6位、WBC&WBO11位にランクされるベクテミル・メリクジエフ(ウズベキスタン)=14勝(10KO)1敗=も出場。WBA王座への挑戦者決定戦が計画されている。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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