11/2 ロブソン・コンセイサンvsオシャキー・フォスター 「ダイレクトリマッチ決定!」 WBC世界スーパーフェザー級戦

WBCが即時再戦を指令していた、世界スーパーフェザー級王者ロブソン・コンセイサン(ブラジル)=19勝(9KO)2敗1分1NC=と、前王者で同級1位にランクされるオシャキー・フォスター(米)=22勝(12KO)3敗=の再戦は、11月2日(日本時間3日)に米・ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで開催される、トップランク興行のメインカードで行われる事が決定。

両者は7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで対戦。35歳のリオデジャネイロ五輪ライト級金メダリストのコンセイサンは、4度目の世界アタックで悲願の世界王座を獲得したが、116‐112、115‐113コンセイサンと、116‐112フォスターのスプリット判定は大きな物議を醸していた。

試合を放映したESPNの採点は119-109でフォスターで。解説を務めたティモシー・ブラッドリーはこの判定に対し、「喜劇だ」とジャッジを批判。ロイ・ジョーンズJrも、「くだらない」とあからさまにフォスターの勝利を支持。他にも、「フォスターは判定を盗まれた」との声が多数挙がっていた。

立場を変えての再戦。コンセイサンもここを勝たなければ、ただの記念王者で終わってしまう。今度はどんな戦いを見せるのか。フォスターは前回は勝っていたという気持ちをうまく切り替えて戦わなければ、王座奪還は厳しくなる。技巧派同士の再戦を制するのは、果たしてどちらか。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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