マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、11月30日(日本時間12月1日)に英・バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナで行われる、元IBF世界フライ級王者でWBC世界フライ級5位にランクされるサニー・エドワーズ(英)=21勝(4KO)1敗=と、東京五輪フライ級金メダリストで同級8位のガラル・ヤファイ(英)=8戦全勝(6KO)=の一戦が、WBC世界フライ級暫定王座決定戦になる事を発表。

WBCがエドワーズvsヤファイの勝者は、10月13日に東京・有明アリーナで行われる、前WBC世界ライトフライ級&WBAスーパー(統一)王者で同級1位にランクされる寺地拳四朗(BMB)=23勝(14KO)1敗=選手と、元王者で同級2位のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)=37勝(22KO)6敗=によるWBC世界同級王座決定戦勝者との対戦を、義務付けた事を明らかにした。

ヤファイは9月28日(日本時間29日)、英・シェフィールドのパーク・コミュニティ・アリーナで、セルヒオ・オリバ(メキシコ)=9勝(7KO)9敗=と対戦。3回1分49秒TKO勝ちを収めたが、リングサイドで観戦していたエドワーズは、ヤファイのけがを心配し、いつになく真剣な表情だった。

無事に試合を終了させたヤファイは、(4月6日(日本時間7日)の前戦から間が空き、「実戦の勘を掴むことが大切だった」と、コメント。エドワーズvsヤファイのWBC世界フライ級暫定王座決定戦は、10月1日(日本時間2日)に試合地の英・バーミンガムで記者会見が行われ、公式発表される。

これにより、寺地選手がロサレスに勝ち、WBC世界フライ級王座を獲得すると、さらに大きな舞台で戦う機会が巡って来そうです。カネロ・アルバレスのキャンプに帯同し、エディ・レイノソの指導を受けて来たロサレスも、今度の試合はやる気満々。10月13日が楽しみです。