WBC暫定世界スーパーフライ級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)=42勝(22KO)4敗1分=の初防衛戦が、10月11日(日本時間12日)にゲバラの地元、メキシコ・マサトランで開催される事が決定。対戦相手は発表されていないが、挑戦者の第一候補には、現在ノーランクのアレクシス・モリーナ(メキシコ)=12勝(4KO)無敗1分=が挙げられている。
ゲバラは5月12日にオーストラリア・パースのRACアリーナで行われた暫定王座決定戦で、地元のアンドリュー・モロニー(オーストラリア)=26勝(16KO)4敗1NC=をスプリットの判定で破り王座を獲得。暫定ながら2015年11月に仙台市で、木村 悠 (帝拳)選手に敗れ、WBC世界ライトフライ級王座を失って以来の王座返り咲きを果たし、2階級制覇を成し遂げた。
WBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=20戦全勝(13KO)=は、前王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)4敗=との再戦を年内に予定しており、WBCマウリシオ・スライマン会長も、ゲバラの暫定王座防衛戦には全面協力。
ゲバラはオーストラリアからモロニーとの再戦オファーがあった他、日本、米国のプロモーターからも試合の提案があった事を明らかにしたうえで、地元リングで約10年ぶりに開催される世界戦に、喜びとやる気を見せている。