WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=の次戦は、前IBF世界スーパーフェザー級王者ジョー・コルディナ(英)=17勝(9KO)1敗=を相手に行われる事が明らかになった。試合は10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、べテルビエフvsビボルの世界ライトヘビー級4団体統一興行に組み込まれる。

スティーブンソンはトップランクから提示された5試合、1500万ドル(約24億900万円・1試合最低保証300万ドル)の再契約を断り、フリーエージェント宣言。エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと、1試合に限るプロモート契約を結び、コルディナと戦う事になった。

WBA世界同級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=との王座統一戦実現を目指すスティーブンソンは、うまく隙のないボクシングをするが、観衆へのアピール度は今一つ。階級を上げて挑戦して来るコルディナとの試合では、勝利はもちろんだが内容も問われる事になる。

コルディナは5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで、アンソニー・カカス(英)=22勝(8KO)1敗=に8回39秒TKOで敗れ、まさかの王座転落。スティーブンソンとの試合は、階級を上げての再起戦となるが、厳しい戦いとなるだろう。