3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた、WBO世界スーパーウェルター級&WBC世界同級王座決定戦で、WBO王者ティム・チュー(オーストラリア)=24勝(17KO)1敗=を12回判定に破り、WBO&WBC王座を獲得したセバスチャン・フンドラ(米)=21勝(13KO)1敗1分=の次戦は、元WBC、IBF世界ウェルター級&WBAスーパー王者エロール・スペンスJr(米)=28勝(22KO)1敗=と対戦する事が決定。

試合は10月に米・テキサス州ダラスで行われ、プロモーターのプレミアム・ボクシング・チャンピオンズは、AT&Tスタジアムでの開催を希望。日程を調整している。

これに対しWBOは、フンドラはWBOが世界ウェルター級スーパー王者に認定するテレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=と、次戦で対戦しなければならないとし、WBO世界選手権委員会は、来週中にフンドラの王座保持に付いての結論を降す方向だが、王座剥奪の可能性もある。

その場合、8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスのBMO・スタジアムで開催される、クロフォードがWBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=10勝(7KO)無敗1分=に挑むタイトル戦は、WBO王座決定戦として認定される事になる。

スペンスJrは昨年7月29日(日本時間30日)に米・ラスベガスのT・モバイル・アリーナで、テレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=に9回TKOで敗れ王座陥落。その後、右目白内障の手術を受けているが、フンドラがチューに勝った直後のリングに上がり、対戦をアピールしていた。

オレクサンドル・ウシク IBF王座保持へ例外申請!

5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われた、世界ヘビー級4団体王座統一戦で、WBC王者タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)1敗1分=を、大激戦の末にスプリットの判定で破り、世界ヘビー級史上初の4団体統一王者となったレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=22戦全勝(14KO)=は、指名防衛戦が義務付けられているIBFに対し、期限延長の例外を申請。

しかし、ウシクとフューリーには即時再戦契約があり、ダイレクトでの再戦は決定済。ウシクvsフューリーの勝者は指名防衛期限が切れるIBF王座は返上する取り決めがなされており、6月1日(日本時間2日)にサウジアラビアで対戦が決まっている、IBF世界同級1位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=17戦全勝(14KO)=と、同級4位ダニエル・デュボア(英)=20勝(19KO)2敗=の一戦は、IBF王座決定戦として行われる予定で、新IBF王者に同級3位(2位は空位)アンソニー・ジョシュア(英)が挑戦する段取りとなっている。

フルコビッチのマネジャー、キース・コノリーは「5月31日(日本時間6月1日)までに王座が返上されなければ契約違反だ」と怒り、サウジアラビアの興行を仕切るトゥルキ・アラルシク大臣もこれに同調。ウシクは4団体統一王者としてフューリーとの再戦に臨みたい意向だが、果たしてIBFはどのような決定をくだすのか。