9/22 ティム・チュー 再起戦決定! IBF世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦

前WBO世界スーパーウェルター級王者でWBO1位、IBF4位、WBA5位にランクされるティム・チュー(オーストラリア)=24勝(17KO)1敗=が、9月22日にオーストラリアでリング復帰が決定。試合はIBF世界同級挑戦者決定戦として行われる事が発表された。試合は米国へも生中継される。

IBFは4月6日(日本時間7日)にドイツ・ベルリンで、元WBA王者のジャック・クルカイ(ドイツ)=33勝(14KO)5敗=を11回TKOで破り新王者となった、バカラン・ムルタザリエフ(ロシア/米・カリフォルニア州在住)=22戦全勝(15KO)=への指名挑戦者を決める決定戦を、チューと同級3位(1、2位は空位)エリクソン・ルビン(米)=26勝(18KO)2敗=で行う事を指令。

チューの対戦相手候補の一番はルビンとなるが、対戦同意に達しなかった場合は別の相手と戦う事になる。5位のジョシュ・ケリー(英)=15勝(8KO)1敗1分=は、9月21日(日本時間22日)に英・ロンドンンのウェンブリー・スタジアムで、元WBO王者でWBC世界ミドル級6位にランクされるリアム・スミス(英)=33勝(20KO)4敗1分=と対戦する事が決まっており、次の候補は6位のヘスス・ラモス(米)=21勝(17KO)1敗=となる。

ムルタザリエフのマネジャー、エギス・クリマス(リトアニア出身、米在住)は、チューが挑戦権を獲得すれば対戦に異存がない事を明らかにしているが、「オーストラリアで戦うことは無い」と断言。試合は、「米国開催がベスト。そうでなければサウジアラビアで行われるだろう」とコメント。

チューは再起戦に勝利すれば、IBF王座への挑戦権を手に入れる事が決まったが、果たして対戦に名乗りを上げるのは誰になるか。今後に注目。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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