IBF世界ライト級6位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア)=19勝(11KO)1敗=をプロモートする、ロシアのRCCプロモーションは、9月6日にロシア・チェリャビンスクで、アブドゥラエフと、同級11位ファン・ハビエル・カラスコ(アルゼンチン)=20勝(12KO)1敗=による、IBF世界同級挑戦者決定戦を開催する事を発表。

世界ライト級はWBA、WBC、WBO、IBFの4団体で1位にランクされるウィリアム・セペダ(メキシコ)=31戦全勝(27KO)=が君臨するが、セペダをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションのオスカー・デラホーヤは、セペダのターゲットをWBO王者デニス・ベリンチク(ウクライナ)=19戦全勝(9KO)=にする事を公言。

アブドゥラエフvsカラスコは厳密には2位位決定戦と言う事になるが、今後のセペダの動向次第で、勝者は指名挑戦者に選ばれる可能性がある。

2022年2月に元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳・ベネズエラ)選手を12回TKOに破っているアブドゥラエフは、今年2月には元WBA世界スーパーフェザー級王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)=27勝(21KO)6敗1分=を10回判定で破り、現在、8連勝中。