WBA世界ミニマム級スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)=24戦全勝(9KO)=の15度目の防衛戦は、9月7日にオーストラリアのパースで、同級13位アレックス・ウィンウッド(オーストラリア)=4戦全勝(2KO)=を相手に行われる事を、WBAが承認。
勝者は同級1位ハサンボーイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)=6戦全勝(5KO)=との対戦を義務付けられる事になる。暫定王者から始まったノックアウトの王座在位期間は約10年間に及ぶが、海外で試合をするのは2018年7月に中国・青島で、元WBC王者 熊 朝忠(中国)に12回判定勝ちして以来となる。
WBA指令 ラミレスvsドルティコス 世界クルーザー級戦
WBAは世界クルーザー級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=46勝(30KO)1敗=と、元WBA、IBF王者で同級1位のユニエル・ドルティコス(キューバ)=26勝(24KO)2敗=との対戦を指令。交渉期間は7月31日(日本時間8月1日)までで、対戦同意に他しない場合は入札となる。
力石政法 大橋ジム移籍
3月22日(日本時間23日)にイタリア・コッレフェッロで開催された、WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定&シルバー王座戦で、マイケル・マグネシ(イタリア)=23勝(13KO)3敗=に、最終12回2分34秒大逆転のTKO勝ちを収めた、力石政法=16勝(11KO)1敗=選手が、7月2日付けでLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍。
世界中のファン、関係者に加え、権威あるリング誌も、”ファイト・オブ・ザ・イヤー”候補に挙げた、マグネシとの大激戦を制した力石選手は、WBC世界タイトルへの挑戦権を獲得。現在、WBC、IBF3位、WBO7位にランクされている。
マグネシ戦後、これまで契約していた3150FIGHTとの契約を解除。LUSH緑ジムの松尾敏郎会長は、力石選手との話し合いの中で、「自分の信じる道を歩め」と諭し、背中を押す形で、力石選手は”モンスター”・井上尚弥選手が所属する大橋ジムへの移籍を選択した。世界王座奪取に期待が高まります。