元WBA世界ウェルター級王者で、現在、WBA世界同級2位、WBC8位にランクされるエイマンタス・スタニオニス(リトアニア)=15勝(9KO)1敗1NC=は、9月27日(日本時間28日)にリトアニア・カウナスのジャルギリス・アリーナで、前IBFアフリカ同級王者ジャブラーニ・マケンセ(南アフリカ)=16勝(8KO)2敗=と対戦する事が決定。

スタニオニスは4月12日(日本時間13日)に米・ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで行われた、IBF世界同級王者ジャロン・”ブーツ”・エニス(米)=34勝(30KO)無敗1NC=との王座統一戦で6回終了TKO負けを喫し、プロ初黒星と共に世界王座から陥落して以来の再起戦。

元ゴールデン・ボーイ・プロモーションCEOのリチャード・シェーファーが設立したリングスター・スポーツ、有力選手を多数抱えるマネジャー&アドバイザーのアル・ヘイモンと契約したスタニオニスは、2017年4月に米・ロサンゼルスでプロデビュー。

これまでのキャリア全ての試合は米国で行われてきたが、「僕の夢はリトアニアで戦う事」だと語っていたスタニオニスの夢がついに実現する。イベント名は”STANIONIS PROMOTIONS x UTMA 13”で、会場のジャルギリス・アリーナは約1万6千人の収容能力がある。

カウナスで生まれ育ったスタニオニスは、「K-1ルールで戦い、武士道やSWATのトーナメントにも出た。そこでいろいろな経験をして、13歳でボクシングに転向したんだ」という経歴を持ち、リトアニアが生んだ最高のボクサーとの称号を与えられ、今度の凱旋ファイトは、『史上最高のリトアニア人ボクサーのひとり、エイマンタス・スタニオニスが、生涯の夢を叶える!』と大きく宣伝されている。