シャクール・スティーブンソン 「24億円・再契約断る!」 フリーエージェント宣言 WBC世界ライト級王者

7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催された、アルテム・ハルチュニァン(独)=12勝(7KO)2敗=との試合を最後に、トップランクとの契約が終了となった、WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=は、トップランクから提示された5試合、1500万ドル(約24億900万円・1試合最低保証300万ドル)の再契約を断り、フリーエージェントになる考えを明らかにした。

今後、WBA世界同級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=との王座統一戦実現が期待されるスティーブンソンは、うまくて強いが、一発はなく、打たせないために試合は盛り上がりに欠く傾向にあり、地元リングで行われたハルチュニャン戦では、ブーイングを浴び、最終ラウンド終了ゴングを待たずに席を立つ観衆も多数あった。

スティーブンソンの戦いが、観衆にアピールする事が可能な対戦相手は限られてくると見るが、今後、どんなマッチアップがなされて行くのか。各プロモーターの動向にも注目。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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