10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、べテルビエフvsビボルの世界ライトヘビー級4団体統一興行に出場が決まった、WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=は、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングとプロモート契約を締結。

サウジアラビアで前IBF世界スーパーフェザー級王者ジョー・コルディナ(英)=17勝(9KO)1敗=を相手に防衛戦が決まったスティーブンソンは、マッチルーム・ボクシングとは、コルディナ戦の1試合に限るプロモート契約だと伝えられていたが、コルディナに勝った場合は、来年2月にWBCから指令されている、4団体で世界1位にランクされるウィリアム・セペダ(メキシコ)=31戦全勝(27KO)=と対戦する考えを明らかにした。

ハーンは、「私がパウンド・フォー・パウンドの偉人だと信じている選手をマッチルームのチームに迎えることができ、嬉しく思っている」と語り、27歳のスティーブンソンはスーパースターになるべき選手であるとしているが、上手くて隙が無いが、無理はせず勝ちに徹するスタイルが、世界中のファンから受け入れられるかどうかは、相手のスタイル次第というようにも見える。その意味ではセペダは絶好の対戦相手だが、果たして。

米・英の大手プロモーターと契約を締結した、サウジアラビアが主導する、「リヤド・シーズン」は、ボクシング・ファンが望むドリームマッチを実現させていく事を公約しており、今後も大いに楽しみです。