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男子選手としては史上初の3階級での4団体王座統一を達成した、5級制覇の4団体統一世界スーパーミドル級王者テレンス・クロフォード(米)=42戦全勝(31KO)=は、WBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=とのエキシビションマッチがキャンセルとなり、代役を探している人気YouTuberで、WBA世界クルーザー級14位のジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)1敗=からのオファーに断りを入れた。

6階級制覇と4階級での4団体王座統一を目指し、世界ミドル級王座獲得を目指す考えを示唆していたクロフォードは、ポールとのお金だけのゲームには興味を示さず、来年3月に予定する次戦で世界ミドル級王座の獲得を目指す。

Zhanibek Alimkhanuly
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「次の対戦相手は、テレンス・クロフォードだ」とSNS上で明言し、クロフォードとの対戦話が一気に浮上していた、WBO&IBF世界ミドル級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=17戦全勝(12KO)=は、12月6日(日本時間7日)に米・テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで、WBA世界同級王者エリスランディ・ララ(キューバ)=31勝(19KO)3敗3分=との3団体王座統一戦に臨む事が決定

クロフォードは先月開催されたWBO総会で、アリムカヌウェのマネジャーであるエギス・クリマスとのビデオ通話中に、「お前のことは見ているぞ、ジャニベック。幸運を祈る」とのメッセージを送り、対戦への意欲を覗かせていた。

ポールからの上から目線のオファーを、クロフォードが受けなかったことは賢明。競技としてのプロボクシング・ルール内での偉業達成を期待。

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