WBAが8月18日(日本時間19日)に指令していた、世界スーパーバンタム級1位亀田和毅(TMK)=40勝(22KO)3敗=選手と、前スーパー王者で2位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=11勝(8KO)1敗=による挑戦者決定戦は、亀田選手がフェザー級に階級を上げる事で正式に辞退。WBAは新たにアフマダリエフと、3位ケビン・ゴンサレス(メキシコ)=26勝(13KO)無敗1分=による挑戦者決定戦を指令。交渉期間は30日間で対戦同意に達しない場合は入札となり、報酬分配は50-50となる。

勝者はスーパー王者マーロン・タパレス(フィリピン)=37勝(19KO)3敗=への挑戦権を獲得するが、IBF王座も保持するタパレスは、12月に日本でWBC、WBO王者の井上尚弥(大橋)=25戦全勝(22KO)=選手と4団体王座統一を賭けて対戦する事が確定的となっており、アフマダリエフvsゴンサレスの勝者は4団体統一王者への挑戦チャンスを獲得する可能性が高い。

亀田選手は10月7日に東京・大田区総合体育館で行われる「3150FIGHT」のリングに上がる事が発表されており、フェザー級転向初戦にどんな対戦相手を選ぶのか、興味が持たれる。